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ドルニエDo317は第二次世界大戦中に計画されたドイツの重爆撃機である。 == 設計と開発 == 1940年6月に、ドルニエ社は、Do 217の発展型、Do 317の開発を計画した。Do 317は与圧されたキャビンとDo 217よりも強力なエンジン(DB 604あるいはJumo 222)を搭載する予定になっていた。 Do 317は、"B爆撃機"計画用にドイツ航空省(RLM)に提出された計画の1つだった。このときDo317は2つのバージョンが提案されている:DB 603Aエンジンを2基装備し、従来通りの防御武装を装備したシンプルなDo 317A。それを発展させ、DB 610A/Bエンジンを装備し電動の遠隔操作の防御武装を装備したDo 317B。検討の結果、6機のDo 317Aの試作機が発注され、その一番機、Do 317 V1が1943年9月8日に初飛行を行った。Do 317 V1の外観はDo 217によく似ていたが、与圧キャビンと三角形の尾翼が大きな違いになっている。Do 317 V1の試験の結果Do217からの大きな進歩は見られなかった。そのため、残りの5機は与圧キャビンの装備をやめ、ヘンシェルHs 293ミサイルの発射母機とすることが決定された。この5機の試作機はDo 217Rと名称を変更された。同時期にDo 317Bの開発計画も破棄されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Do 317 (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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